採択課題要旨
研究企画委員会
| 連番 | 000003 |
|---|---|
| 研究課題名 | コンコーダンスに活かす医薬品情報-リスクコミュニケーション 医薬品情報(適正使用情報)共有の実態調査 |
| 代表研究者 | 浅田 和広 |
| 要旨 | 緊急性(或いは話題性)の高い医薬品(医療機器)の適正使用情報について、医療現場での入手(入手時期、入手方法等)及びその利用状況を調査し、医薬品情報の流れを把握し、リスクコミュニケーションとしての医薬品情報のあり方を検証する。 |
| 設置期間 | 平成24年4月1日~平成26年3月31日 |
| 連番 | 000013 |
|---|---|
| 研究課題名 | アスピリンの抗血小板作用に及ぼす非ステロイド性抗炎症薬の影響に関する研究:レセプトデータを用いた後ろ向きコホート研究 |
| 代表研究者 | 真野 泰成 (東京理科大学薬学部) |
| 要旨 |
課題研究の趣旨: レセプト(診療報酬明細書)情報などの大規模医療情報データベースを利用し、心血管イベント発症をメインアウトカムとして、アスピリンの抗血小板作用に及ぼす非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の影響について検討する。 課題研究の背景(必要性): 心筋梗塞や脳梗塞などの予防目的で低用量アスピリンを服用している患者が、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を併用する場合、これらの相互作用に関する情報は重要である。アスピリンとオブプロフェンとの併用については、アスピリンの抗血小板作用が減弱することが知られており、双方の添付文書において注意喚起がされている。 我々は以前、アスピリンの抗血小板作用に対する影響を検討するために血液への in vitro 添加実験を行った。その結果、NSAIDs の種類によってアスピリンとの相互作用の程度が異なることが示唆された(医療薬学,36,382-391,2010)。さらにロキソプロフェンナトリウムとの相互作用について服用後の血小板凝集能を検討するため臨床実験を行った結果、アスピリンの抗血小板作用はロキソプロフェンナトリウムにより減弱することが示唆された。(医療薬学,37,69-77,2011)。 しかし、アスピリンの抗血小板作用に及ぼす NSAIDs の影響について、心血管イベント発症をアウトカムとした研究に関する報告は殆どないのが現状である。 課題研究の目的(期待される成果): 本研究の目的は、レセプト(診療報酬明細書)情報などの大規模医療情報データベースを利用した後ろ向きコホート研究を行い、心血管イベント発症をメインアウトカムとして、アスピリンの抗血小板作用に及ぼす NSAIDs の影響について検討することである。また、2次アウトカムとしては NSAIDs の薬剤別および併用期間における心血管イベント発症リスクについて層別解析を行う。 レセプト情報等のデータベースを利用したビッグデータ解析により、大規模な対象患者を対象としたコホート研究が可能となるのが本研究の特徴である。 本研究は、心筋梗塞や脳梗塞などの予防目的で低用量アスピリンを服用している患者に対する医薬品の適正使用に繋がり、抗血小板療法に関するエビデンスの1つになることが期待される。 |
| 設置期間 | 平成 29 年 4 月 1 日~平成 30 年 3 月 31 日 |
| 連番 | 000008 |
|---|---|
| 研究課題名 | FAERS を用いた自発報告データベースにおける周産期の有害事象報告の現状と分析 |
| 代表研究者 | 酒井 隆全 |
| 要旨 |
目的 妊娠中の医薬品副作用による胎児・新生児、母体に発生する有害事象の特徴を明らかにする。 計画 FDA が収集している副作用自発報告システム(AERS)から、妊娠中における有害事象の情報を抽出し、「母体の有害事象」と「胎児・新生児の有害事象」に振り分ける。その有害事象の特徴や患者背景との関連性を解析する。 期待される効果 妊娠中の薬剤使用による有害事象が明らかとなり医薬品適正使用につながる。 |
| 設置期間 | 平成26年4月1日~平成28年3月31日 |